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2017ろうがんず杯は・・・?(3)

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■立体になると、思っていた感じと違うことが多々あります。 いざ仮組みしてみると、M10の砲塔は前後にテーパーが強く かかっていて随分とSFチックです。 WW2当時、こんな未来的な造形があったということが にわかには信じられません。  車体の裏面・・昔の戦車プラモと違い、箱組みが必要になっていて 車体の箱の面すべてにきちんとしたディティールが入っています。 横の張り出し(スポンソン)も、昔は下面がガラ開きでしたけど 今のものはきちんと塞ぐ板の部品があります。 こういう造形なら、埃っぽい色合いでグズついた仕上がりに するより、はっきりとした色合いでメリハリを利かせて仕上げたいです。

2017ろうがんず杯は・・・?(2)

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■たとえば、AFVで「知らない人でもプラモに興味を持ってもらえる」ような 作品作り、というものを模索してみます。 賞品として頂いたタミヤ1/35のM10・・・さすがに賞品では 来年のろうがんず杯には応募できないので、ちょうど良い サンプルになりそう。 カッコいい箱絵。ちょっとめずらしい角度から捉えてるし こういう絵があれば組み立てるモチベーションも上がりますね! この戦車のメカニカルな魅力を的確に伝えてくれる箱絵だとも 思います。 ひさびさにタミヤ1/35MMキットを開けてみました。 (小学生の時にはガンプラと同時にハマっていた) 今はキャタピラが接着剤でくっつけられるんですね。 昔は火であぶったマイナスドライバーでピン止めだった・・ 解説書が別紙になっている。 キットの単価が昔と比べてかなり上がってしまっている分 こういう演出は必要だと思います。 で、解説書の絵に着色して雰囲気を確かめてみます。 これは普通に作った場合の雰囲気。(色はあくまで適当で、イメージ) 明るくしてみたくて、黄色の淡い感じに。 なんか昔つくったドイツ戦車アフリカ仕様(ダークイエロー) みたいで、もう少し遊んだ感じが欲しい。 赤っぽい色&明るければ、どうか? まだ、なんというかミリタリーで土埃な感じ。 もっと華やかにならないか。 ピンクに。 突拍子のない感じになるかな、でもこんな感じで塗った後に きちんと汚しを加えて実在感を出せればいいのでは。 ピンクはありがちな気がするので、青に。 たしか、ろうがんずさんの定例展示会に、こういう色の戦車が 出品されていたような・・・先を越されたか。 とりあえず、史実や実車に縛られない発想があっても良いかと思います。 (もちろん、ガチで史実通りに作る楽しみも、当然ありだと思います。) 箱絵から伝わるメカニカルな魅力も、プラモづくりの楽しさも、 パッと目を引く華やかさも、全部入れ込んだ作品作りをしてみたいです。

2017ろうがんず杯は・・・?(1)

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■次のろうがんず杯のための作品構想&私なりの傾向と対策について。 ろうがんず杯では飛行機メインの作品こそが入賞への近道だという 認識が広がっています。 確かに今回の私の作品も飛行機がメインのものでした。 しかし、第1回の作品は空母。忘れられたかもしれませんが 飛行機だけが評価の対象ではありません。 作品作りの最初は、こうやって形をいろいろ イメージしながらああでもないこうでもないと しています。楽しい時です。 実際には、もっと「テーマ」がズガンと降って 来ないと「ただプラモを作って置いただけの 作品」になってしまうので、このまま第四回の 作品になるとは思っていません。 ほとんどの参加者の方々は、おそらく私と同様に考えられて 自分のイメージをしっかり具現化andアピール力がある作品を 完成させて参加していらっしゃると思います。 ただ一部、誤解がある方もいらっしゃるかもしれません。 ろうがんず杯の審査において、飛行機作品だけが贔屓されて いるのではなく、 「プラモを知らない人にプラモの楽しさをアピールできる作品」か 否かが審査基準なのであって、そのアピールできている作品に 飛行機作品が多いのだと思います。 生身では空を飛べない人間にとって、飛行機はロマンあふれる モチーフ、といったところでしょうか。 物語性を入れやすいのだと思います。 観る人にも訴えかけやすい。 ろうがんず杯の趣旨を振り返りましょう。 「プラモデルの楽しさを、それを知らない人に伝える」 です。 確かに審査はろうがんずの方々がおこないますが 私たちが意識すべき相手は、たまプラーザに来る一般 客=プラモを知らない門外漢な人たちです。 たとえば、史実の乗り物などの再現性などがいくら高くても 門外漢の人たちの心には響かないのです。 戦闘機の外鈑の継ぎ目や戦車の鋳造の跡と言われても そういうことには全く興味を持ってもらえないのです。 プラモデル作りに没頭する側=私たちは 「再現」に没頭しがちです。 しかし「再現」だけでは、興味の対象になっていない人たちの 心には響きません。 作品は「表現」こそが核になるのです。 再現は表現手段の一つに過ぎません。 あと、言い方は良くないです

2016ろうがんず杯(7)

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■大艦巨砲主義の時代を開いた英ドレッドノート。 サイドにアミアミを取り付けた状態は初めて見ました。 作りも緻密・丁寧で見ごたえがあります。 その昔友人がサイパンに行ってお土産のポストカードを くれたんですが、まさにこの朽ちた戦車が写っていました。 横っ腹に大穴があき、乗員のことを思うと非常に辛いです。 船と鉄道車両の組み合わせ。雰囲気があっていて良い組み合わせです。 自分も2回目の出品のものを初めは、船+列車+遠くの飛行機という 案も考えていました。(実はアオシマさんのDD51狙いだった) DD51のリリースと第二回ろうがんず杯開催日との兼ね合いで難しいなと 思い、結局ずっと作っていた艦を出しました。 四式戦闘機!私が一番好きな第二次大戦機です。 中島飛行機のほうが某メーカーさんよりずっと 優秀だということは・・・まあわかってくれる人は わかってくれるでしょう。 ハインケルHe219ウーフ。 大きな機体で40cm四方に納まるかと思いましたが 対角線で入れれば余裕で収まりますね。 (このベースは40cm四方のものではなく、もっと小さいものです) F-14も対角線で入るぐらいですから、案外40cm四方のサイズ制限 って良く考えられているのかも!? イタリアF-104S。なぜか旧枢軸国はやたらと沢山スターファイターを 愛用(?)していました。西ドイツ、イタリア、日本。 たしかに台湾、パキスタンやNATO諸国も使ってはいましたが なんかキナ臭い飛行機です。でも抜群にカッコいい。 第三回ろうがんず杯参加賞と、優秀賞の賞品・・・ なぜに私に戦車!? ですけどプラモデルの賞品はめちゃくちゃ嬉しいです。 つくります! ハズキルーペは、家人に献上。第一回のハズキルーペも 実は実家に献上。で、まだ自分の分がありません。 次はそれを狙う! 一昨日、懇意にさせていただいている模型店さんで ずっと展示していただいていた第一回ろうがんず杯出品 作品を引き取って戻ってきました。 凄く丁寧に展示していただいていて空母もフィギュアも ジオラマベースもすべて傷一つありません。 1/70

2016ろうがんず杯(6)

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■初回からずっと1/700で出品されている方のF-14! 4機あるっていうのが良いですね。 大戦終結直後の緑十字一式陸攻。 ドラマのワンシーンのようです。 P-40キティホーク。異なるスケールの機体をたくみに 組み合わせて機体・風景共に遠近感を出しています。 フェアリー・ガネット。物凄く印象に残リ易い機体です。 こうみえて、上下から見ると意外とスマート。飛行機ですからね。 印象に残る作品。ナチスが隠し持っていた美術品を 米軍が回収しているシーンです。 セブンアップ・フジフィルム雷電(+紫電改?)。 とても綺麗な色合いです。 1/350の島風。しっかりと作られた艦と背景の写真が 良くマッチしていました。

2016ろうがんず杯(5)

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■C-47の全体像はこんな感じです。 輸送機や旅客機のキットって大スケールではあまり無いのですが こういうのを見ると無性に欲しくなります。 1/72のB-747とかあったらいいですね(うちに置く場所なし)。 タミヤのニュービートル(2016年現在では先代に当たります)を ブリキのおもちゃに仕上げちゃった作品。 箱絵も作者さんの自作。夜店にありそうでよく似合っています。 実家にも昔このブリキのおもちゃの金魚がありました。 F-2Aと「殺せんせー」の組み合わせ。 自分は「暗殺教室」のマンガは途中までしか読んでないのですが F-2も「殺せんせー」も良くできていて臨場感があります。 ベースの形状がいいですね!

2016ろうがんず杯(4)

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■周囲の方の作品、引き続き 非軍事用のハリケーン。発想が近い気がして非常に好感が持てました。 グロスター・ジャベリン。パッと名前が出てくるあたり自分もなかなか かな、とか勘違いしてしまいます。キレイな作品です。 ホンダ・プレリュード。もとホンダ乗りとしては血が騒ぎますねえ。 降下前の機内の様子。これが良くできていました。

2016ろうがんず杯(3)

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■2016年10月10日は月曜日祝日、前日に現地入りして満を持して一番乗り(笑)。 どういう結果が待っているかと思うと、正直怖くてたまりません。 3回連続で一番乗りしていますが・・・ なぜそんなに必死なのかと言いますと、自分の作品は毎回めんどくさい形状& 持ち運びが面倒なので、前泊+早めの会場入り・セッティングが不可欠なのです。 当日の10:00~12:00がセッティングタイム。しかしお隣の人が来られると 場所は無くなるので、できるだけ早めに来て済ませてしまいたいのです。 今年も楽しい作品が数多くありました。船舶が減って、航空機(飛行機)が 多くなりましたね。確かにろうがんずの方々は飛行機ファンが多いです。 自分も飛行機ファンです。 ですが、第一回・第二回はお船、第三回は飛行機・・・次は別ジャンルで 出そうかなと思っています。自分を特定ジャンルにしばりたくないのです。 (10月13日現在・・・次のろうがんず杯出品(できれば)のための キットを準備しました。今回のコルセアを購入したお店で再度購入です。 このまま進められるかな) 他の方の作品 色の綺麗なカルマンギアクーペ。     1/48のF-14トムキャット。40cm四方のベースに納まるんですね! これだったら自分もこのカッコイイ飛行機で出せばよかったと思いました。 (自分が出品したコルセアはカッコ悪いことで有名)   1/350の空母、USSホーネット。 ジミードゥーリトゥル御大のB-25編隊搭載。甲板色が渋く、リアリティがありました。 かもさん横断中。カモさんも、人も自転車も良いつくりです! 個人的にはこの作品にも入賞してほしかったです。  ミナミさんフィギュアのおでこに注目。橋桁下が1.8Mで、かなりギリだったのでブツけられたのでしょうか。レパードが渋いです。 この情景は、手前の人やミナミさんが1/20、レパードは1/24、相鉄電車や線路にはパースが付いていて、手前になるほど大スケールになるもので、奥行き感が演出されています。 こちらは赤福や御福ならぬ「百福」の移動販売(宣伝?)車。ベースはタミヤ1/12のミニ。こういうのつくってみた