ジオラマを仕立てる時に、思うこと

コンテストに出品するなら少なくとも目立ちたい!あわよくば
賞を頂きたい、それが出品者の偽らざる気持ちというか
使命!だと思います。綺麗事を言ってても始まらない。

たまたま運良く受賞を重ねただけではありますが、こんな
自分が常に考えている決まりは下記の通りです。


●入手しやすいキットを使う






これは悪い例(笑)


私の自慢の積みキット「トライマスター1/48ドイツ機全17機(×複数あり)」
は、その道の同志に対しては大いに自慢できると思っています。
が、コンテストを眺める一般人には何のことかさっぱり理解できません。
見る人がもしかしたら「自分でも作ってみたいかも」と思った時に
入手しやすいキットなら、すぐ真似てもらえます。
絶版キットで入手困難だった場合、ガッカリされて二度と近づいてもらえません。


●それなりに見栄え良く、例えば喫茶店の入り口に置いても
映える作品を目指す

AFVのジオラマで、バリバリの戦闘シーンとかありますが、正直観る人を
選びます。
戦争反対を声高に言うつもりはないですし、私自身AFVモデルだって好きです。
しかし、ここは世間の女子供様方に歩み寄りが必要だと思います。
「オシャレ」を目指しましょう。

世界の半分は女性のものです。女性を味方につけることは非常に大切です。


●できるだけ人物(フィギュア)を入れて、ジオラマ世界をイキイキとさせる

ろうがんず杯などで気になったのが、「乗り物などはきっちり作るけど
人形が全く無い、あっても書き割りや単色シルエットのもの」が多く見受け
られたことです。
確かにフィギュアの塗装、メッチャ面倒です。あと、上手くいかないと
人前に出すのが恥ずかしいです。

でも、書き割りよりは、せっかくタミヤさんやいろんなメーカーさんから
キチンとしたスケールフィギュアが出ているんだから、作って塗って、
作品に加えたほうがいいです。


・・第1回ろうがんず杯の私の作品に乗せていた「赤城さんコスプレ女子高生」、
あれ、ウチでは「泥人形」と呼ばれていました。正直、出来に満足は
出来ませんでした。顔塗りとか造形が難しかった!

ちなみに第2回の時にも空母上に乗せていた人形があったんですが
それらは「秘宝館」と呼ばれました。少しだけランクアップしたんです。

それでも、第1回の受賞と言うのは、作品の出来の良さではなく
「アイデア」と、泥人形でもいいから作品に乗せた「勇気」を評価して
いただけたということではないかと思っています。

難しいから避ける、ではなくて、必要なら蛮勇をふるって作って出品
しちゃえばいいのです。

2017年のろうがんず杯、個人的に参加が難しい状況なのですが、なんと
しても出品して、アイデアと勇気で強豪を押しのけてみたいと思っています。




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